岩手町総合計画の策定

令和3年3月、岩手町では

「岩手町総合計画」を策定しました。

 

総合計画はまちづくりにとって最も大切な計画で、

計画期間は令和3年度から12年度までの10年間。

10年後のまちの将来像を

「わたしたちが創る 笑顔がいっぱい いわてまち」とし、

地域課題をみんなで共有し、

ともに取り組んでいくために、

町が進むべき方向を示しています。

 

総合計画がなぜ大事なのかといいますと、

これには実施計画が伴い、

予算措置を講じながらあらゆる施策を

実行しなければならないからです。

 

このたびの総合計画の特長は、

原案作成の段階から町民参加型で

策定されたところです。

町民の皆様を巻き込んだ

ワークショップ「岩手町まちづくり会議」を多数開催し、

町民の皆様のご意見が随所に盛り込まれた

計画になっております。

 

従来は、アンケートの実施、説明型の町政懇談会、

パブリックコメントの実施等を行い、

審議会に諮問したのち

町議会の承認をいただいて策定され、

「町民の意見が反映されている」という

手法を採ってきましたが、

一定の効果はあったものの、

まちづくりの主役である町民の意見が

十分に反映されていなかったように思います。

 

総合計画はすべての町の施策の

最上位に位置づけられ、

各種施策や他の計画との整合性を保ちながら

実行されるものです。

 

本計画はさらに5年ごとに

前期計画と後期計画に分かれております。

これからも時代の要請や

町民の皆様のご意見などを取り入れながら、

まちづくりの基礎となる

より良い計画を目指してまいります。